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技術3セクションの連携とIT促進

専門家のチームワークによる高度なソリューションを提供

キタックでは地質調査、土木設計、環境、ITのエキスパートが
これまで培ってきた技術力とチームワークを生かし、
これからの社会の主流ニーズとなる4大テーマへの取り組みを強化していきます。

2021年4月、時代に合ったサービスを提供するために組織改定を行いました。
道路・構造部、水工・砂防部を設置し、調査・設計の連携を強め
さらなる技術力向上を図り、優れた技術を社会に提供してまいります。

部門連携のイメージ 部門連携のイメージ

地質調査

GEOLOGICAL SURVEY

技術研鑽に努め、多発する自然災害等の地質リスクに真摯に向き合う

地盤工学、応用理学を専門とし、土木構造物建設のための基礎地盤調査、道路盛土等の安定性検討や堤防安全性照査、地すべり、土石流、斜面災害などの防災関係の調査・解析を行います。

近年、地球温暖化の影響による豪雨災害が全国で多発しており、迅速な災害対応が必要です。そして、少子高齢社会を背景とした限られた予算内で有効的な地質調査データの提出が求められています。

2つのグループが一致団結し、災害対応等のさまざまな地質リスクに対して常に真実を追求する理念を持って解決に取り組んでいます。また、常に技術向上のためのチャレンジ精神をもって業務にあたっています。

佐藤 豊

取締役
技術士(建設部門)

佐藤 豊

土木設計

CIVIL DESIGN

地質技術者とのチームプレーによる高品質の設計を

構造物の設計を担い、道路や橋梁、トンネル、河川・砂防ダム、下水道など、内容は多岐に渡ります。ものを「造る」時代から「使う」時代を経て、これからは「マネジメントする」時代です。点検・調査・補修設計・維持管理計画策定などの維持管理に係る業務が増えています。

設計はデスクワークのイメージがあるかもしれませんが、良いものを造るヒントは現場にあり、問題・課題を見つけることが重要です。構造物は土台となる地質によってその構造が左右されることから、地質は設計を行う上で重要な要素の一つです。高い技術を持った当社の地質技術者とのチームプレーにより、品質の高い成果を提供しています。

大塚 秀行

取締役
技術士(建設部門)

大塚 秀行

環境|環境技術センター

ENVIRONMENTAL RESEARCH

国家規格に則った手法による正確な情報を提供。脱炭素にも貢献

環境技術センターは、地盤工学、環境、地域づくり・防災の3分野の業務を行っています。
地盤工学分野では、地盤の性質や強度を計測し、土木材料としての適合性の評価、地盤の液状化や斜面崩壊などの防止対策の基礎となるデータを提供しています。
環境分野では、地下水、湧水などの水質分析、工場跡地などの土壌汚染調査などを実施しています。化学分析では計量法に基づく環境計量証明機関、土壌汚染では土壌汚染対策法に基づく指定調査機関の認証を取得しています。
地域づくり・防災分野では、少子高齢化や自然災害の多発などの社会問題を背景とした地域の課題に対して、解決策の提案や、解決策を実行するための計画づくりを実施しています。

総合建設コンサルタントとして土質及び化学分析の試験室を保有している会社は県内で当社だけです。法令や国家規格で定められた手法を的確に実施し、正確な情報を社会に提供しています。

近年、地球温暖化対策として、二酸化炭素の排出削減などによる社会全体の脱炭素化が重要な課題になっています。当社は、2016年から新潟市北区で太陽光発電所を共同で運営しています。自らが発電事業者として、脱炭素社会づくりに貢献しています。

西 達也

環境技術センター長
技術士(建設部門)

西 達也

IT促進|ITプロモーティングセンター

IT PROMOTING

新技術の導入・開発で防災対策・環境対策・土木設計の高度化を目指す

ITプロモーティングセンターは、当社の主幹業務(地質調査・土木設計・環境調査)において、ICT、BIM/CIM、AI、VR、数値シミュレーション等新しい技術の導入・研究開発・定着を行っています。

斜面崩壊、土砂流動、地すべり、落石、洪水氾濫、堤防崩壊、地震による液状化などの災害に対して、地盤・構造・流体連成の数値シミュレーション解析に基づく被害予測、リスク評価、信頼性設計手法などを確立することで、より効率的で効果の高い防災対策の提案が可能になり、安全安心な地域づくりに貢献します。

BIM/CIMについては、弊社の推進方針・計画を定め、建設事業にかかわる調査業務及び設計業務でのBIM/CIMモデル活用、維持管理業務及び数値解析業務でのBIM/CIMモデルの利活用検討の取り組みを行っています。BIM/CIMの3次元モデル、GIS、数値解析技術が高度に相互連携し、ITを駆使した次世代のコンサルティングを目指します。

王 純祥

ITプロモーティングセンター長
博士(工学)

王 純祥