キタックの4大テーマ
- TOP
- 事業紹介
- キタックの4大テーマ
人々が安心して暮らせる豊かな地域社会をつくるために
社会のニーズは時代とともに移り変わっていきます。
その変化にアンテナを張り、必要となる技術を磨いておかなくてはなりません。
キタックは時代のニーズに応える4つの重点テーマを掲げ、課題解決に取り組んでいます。
時代の流れと社会的ニーズの変化
日本で地質調査や土木設計が本格的に行われるようになったのは、第二次世界大戦後の国土復興時代(1946~1960年)です。この時代の社会的ニーズは、「国土復興」を目的とした、食糧増産のための農地開発、住宅再建、発電ダム建設などで、これらの地質調査・土木設計が盛んに行われました。
高度経済成長期(1961~1990年)に入ると、「産業構造再編成」のための社会資本整備が社会的ニーズとなり、道路・鉄道・空港・港湾・ダムなどの土木構造物が多く建設され、そのための地質調査・土木設計が主流でした。地質調査業、建設コンサルタント業という職種が誕生し、急成長した時代です。
バブル経済崩壊後(1991年~現在)は、「持続可能な社会形成」が社会的ニーズとなり、社会資本整備は徐々に減少。老朽化した土木施設の維持管理、激化する災害や高度経済成長期に生じた環境破壊への対策など、多様なニーズへの対応が地質調査業、建設コンサルタント業に求められるようになっています。
今後は、ますます進行すると考えられる人口減少と高齢化は税収減少へとつながります。今後、あらゆる事業で、より「経済的」で「最大限の効果」が必要とされるでしょう。キタックはこのような時代背景の先を見据え、4つの重点テーマに取り組んでいます。社会のニーズを敏感にキャッチし、求められる技術の習得と研鑽に努め、問題解決に取り組んでいきます。
-
01
建設
地質調査から解析設計まで
-
02
防災
豊富な経験と
機動力を生かして -
03
維持管理
構造物の長寿命化を目指す
-
04
環境
地球、生活、
自然の環境を守る
建設CONSTRUCTION
道路、橋梁、トンネル、下水道などの公共施設の建設において求められる「維持管理のしやすさ」と「高品質」を実現する精度の高い地質・土質調査から、解析・設計まで一貫したコンサルティングを提供します。
● 平野部の道路地質調査・軟弱地盤解析・設計
● 橋梁の地質調査・解析、新規橋梁計画・設計、旧橋撤去設計
● トンネル・下水道・ダムの地質調査・解析・設計 etc.
防災DISASTER PREVENTION
多雨、豪雪の気象条件と脆弱な地層からなる日本では、梅雨期、融雪期には特に多くの自然災害が発生します。自然災害の調査、発生メカニズムの解析を踏まえ、防災・防災工の計画・設計を行います。
● 地すべり、急傾斜地、雪崩の調査・解析・対策設計
● 斜面変動モニタリング・斜面監視システム
● 洞門、スノーシェッド、スノーシェルターの設計 etc.
維持管理MAINTENANCE
道路、橋梁、トンネル、下水道などの構造物が長く健全な状態を保つよう、点検調査、補修設計から、効率的な維持管理計画まで幅広くサポートします。
● 橋梁点検調査と補修・補強設計
● 洞門点検調査と補修・補強設計
● トンネル点検調査・補修設計 etc.
環境ENVIRONMENT
地球環境から生活環境、自然環境まで、環境分野は広範化、複雑化しています。2009(平成21)年に解散した(財)環境地質科学研究所の20年の業務実績を継承。環境に関わる多様なニーズに応えます。
● 騒音・振動調査
● 生活環境の基礎調査・環境ワークショップ
● バイオマス・廃棄物処理関係の調査・計画 etc.