2025/7/23(水)~25(金) メンテナンス・レジリエンス展TOKYO2025
2025/7/23(水)~25(金) メンテナンス・レジリエンス展TOKYO2025
2025年7月22日
株式会社ガゾウと共同出展いたします。
会場では共同開発した、土質判定支援システム「COREMIE」を展示いたします。
https://www.jma-exhibition.com/joint/webguide_jp_mente/company.php?no=777
2025/7/23(水)~25(金) メンテナンス・レジリエンス展TOKYO2025に株式会社ガゾウと共同出展する件についてご案内いたします。会場では、弊社と事業提携を締結している株式会社ガゾウと共同開発いたしました『土質判定支援システム「COREMIE」』を展示いたします。下記に、製品の特長などについて記載いたします。
【ターゲット】
土質判定支援システム「COREMIE」は、地質調査や建設現場の土質試験に携わる幅広い業種・職種を対象とした製品です。主に地質調査会社、建設コンサルタント、土木・建設会社の技術者や現場担当者など、幅広い分野での活用が期待されています。
「COREMIE」は、ボーリングコアの撮影と画像処理、色判定を行う「COREMIE フォトキット」と、撮影済みの画像をAIが解析し土質判定を支援する「COREMIE AI Pro」の2つの機能で構成されています。この仕組みにより、従来の手作業中心の判定プロセスを効率化し、判定の精度向上と作業時間の短縮を実現します。
現場で撮影したコア画像をもとに、土質区分基準に準拠した判定結果をAIが自動で出力するため、作業者ごとのバラつきを抑え、安定した品質管理を可能にします。また、ベテラン技術者の経験と勘に頼りがちな判定業務に対し、客観的なデータ解析を取り入れることで、若手技術者の育成や技能の継承を支援します。
さらに、撮影から判定までをシームレスに行えるため、迅速な意思決定や報告書作成が可能となり、調査業務の生産性を大幅に向上させます。土質判定の効率化だけでなく、作業の標準化と品質の安定化を強力に後押しするシステムです。
このように、「COREMIE」は地質・土質判定業務の現場において、効率化と品質向上を求める幅広い企業や組織にとって最適なソリューションとして、高い導入ニーズを持っています。
【利用シーン】
土質判定支援システム「COREMIE」は、地質調査や建設現場での土質判定作業を効率化し、品質を安定させるために開発されたシステムです。
地盤調査の現場では、ボーリング調査後に得られたコア試料を「COREMIE フォトキット」で撮影・画像処理します。これにより、コアの色調や状態を正確に記録でき、従来の手作業より短時間で合成した画像データの準備、また合成したデータから色判定処理が可能です。撮影した画像は「COREMIE AI Pro」が解析し、土質区分基準に準拠した判定結果を自動で生成します。この流れにより、現場や事務所で迅速かつ高精度な判定が実現し、業務のスピードアップに貢献します。
建設コンサルタントや土木・建設会社の技術者にとっては、撮影から判定までの作業効率が向上し、調査報告書作成や品質管理の負担が軽減されます。また、判定作業の標準化により、経験やスキルに依存しない安定した結果が得られ、現場の品質維持に役立ちます。
さらに、AIの活用で判定のばらつきを抑え、誰が作業しても一定の判定精度を確保できるため、若手技術者の教育負担軽減にも繋がります。
撮影から解析までを一気通貫で行えるため、現場での即時判断や迅速な対応が可能となり、作業効率と工期短縮に貢献します。これらの効果は、多くの現場での業務改善に役立ちます。
このように、「COREMIE」は土質判定の業務全体を支援し、調査の精度向上と効率化を同時に実現するシステムです。
【製品の特徴】
- 1. 簡単&高速な撮影処理
- 「COREMIEフォトキット」では、ボーリングコアの撮影~画像処理が簡単に。処理後すぐに補正・合成され、手作業に比べて短時間で画像データ準備が可能です。
- 2. AIによる自動判定
- 「COREMIE AI Pro」が撮影画像を解析し、土質区分基準に準拠した判定結果を生成。AIならではの一貫した判定で、土質を安定して識別できます。
- 3. トータル効率化
- 撮影から判定までがスムーズにつながるため、報告書作成や現場応答もスピーディ。工期短縮にも貢献します。
- 4. 経験に頼らない品質保証
- AI判定により、技術者間のスキル差によるバラツキを抑制。判断の安定性が高まり、品質管理の信頼性が向上します。
- 5. 教育負担の軽減
- 一定の判定精度が担保されるため、熟練者による細かな指導が減り、若手の育成負担を軽減。また、OJTへの活用も期待できます。
- 6. コスト削減効果
- 人的作業や確認時間の削減、再撮影の減少などにより、作業効率と収益性が向上。調査全体のコスト圧縮に貢献します。