社会活動
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当社は、積極的に地域貢献に取り組んでいます。
「規模に応じた社会貢献を行うのが企業の社会的責任」「長者の万灯より貧者の一灯であれ」
という信念のもと、キタックはグローカルな社会貢献に取り組んでいます。
キタック創業者である中山輝也が専門家として中国の三江平原農業開発プロジェクトに参加した技術協力がきっかけで、北東アジアとの地域交流がはじまり、その後さまざまな活動へと発展しました。ロシア、韓国にもその輪は広がり、それまでの活動実績を認められ、モンゴル国名誉領事にも任命されました。
また、地域に根ざす企業として芸術振興の一助となるため、「知足美術館」を本社社屋に併設。アットホームながら貴重な作品を有する公益財団法人の美術館として親しまれています。福祉面での地域貢献として60 歳以上の自立生活をサポートする「ケアハウス 知足荘」も開設・運営しています。
このような活動が認められ、2011 年に新潟県内の経営者では初めて、中山輝也が渋沢栄一賞を受賞いたしました。「企業は身の丈に応じた社会貢献を行うべき」という信念のもと、これからも社業の枠にとらわれず、社会貢献に取り組んでまいります。
技術交流
TECHNOLOGY EXCHANGE
当社は、各国と技術協力・技術交流をしています。
1979年に、中山輝也が中国の三江平原農業開発プロジェクトに地質の専門家として参加。81年(昭和56)年、中国初のODAでキタックが地質部門を引き受けました。その後、黒龍江省の要請で新潟県対外科学技術交流協会を、さらに合弁会社及び独資会社を設立し、技術研修生の受け入れも行いました。ロシアでは旧ソ連崩壊時に技術協力とリストラされた技術研究所への資金協力、韓国では技術士会を通じて、毎年のフォーラムの日本側責任者を務めました。そのほか、東南アジア(ラオス、カンボジア、ミャンマーなど)とも技術交流を持つなど、国際貢献に取り組んできました。
三江平原開発の前進基地となった黒龍江省佳木斯賓館前で(1979年8月)
技術協力協議書の調印(2006年7月)
学協会を通じての貢献
CONTRIBUTION
21の学協会に所属し、協会運営にも積極的に参加
キタックは全国レベルの最新技術を学ぶため21の学協会に所属。技術社員は講習会、研修会、研究発表会に積極的に参加し、専門性の深化と継続的な技術研鑽に努めています。そして、協会の事務局を担ったり、講演会や講習会の講師を担当したりするなど、業界発展の一助となるべく取り組んでいます。
事務局支援団体
- 公益社団法人 日本技術士会北陸本部事務局
- 公益社団法人 地盤工学会北陸支部事務局
- 一般社団法人 日本応用地質学会北陸支部事務局
- 一般社団法人 アンカー健全度協会北陸支部事務局
- 新潟県小水力利用推進協議会事務局
講演会・講習会への講師派遣
DISPATCH OF INSTRUCTORS
行政関係機関や学協会、大学・高専に講師を派遣しています。
キタックは、防災や地質、土木設計等にまつわるさまざまな研修会や勉強会、講演・講習、講義などへの講師派遣に積極的に協力し、地域貢献・業界貢献に取り組んでいます。
年度 | 主催 | 内容 |
---|---|---|
平成22年~平成31年 | (一財)新潟県建設技術センター | 建設セミナー「地質調査-応用編-」 |
平成30年 | 新潟県保健環境科学研究所 | 所内セミナー「新潟県の地盤沈下の概説」 |
平成30年 | 国土交通省北陸地方整備局 | 島崎川堤防開削調査に伴う現地検討会 |
平成25年~平成30年 | (一財)新潟県建設技術センター | 建設セミナー 「橋梁Ⅰ下部工の設計施工編」 |
平成29年 | 国土交通省北陸地方整備局 | 梯川樋管撤去に伴う堤防開削現地検討会及び勉強会 |
平成29年 | 北陸地方整備局飯豊山系砂防事務所 | 安全大会「蒲原沢土石流災害とその教訓」 |
平成29年 | 北陸地方整備局湯沢砂防事務所 | 安全大会「蒲原沢土石流災害とその教訓」 |
平成28年 | 国土交通大学校 | 危機管理研修「TEC−FORCEの心得」 |
平成28年 | (一社)北陸地域づくり協会 北陸建設振興会議 | 北陸地方整備局 中部Aブロック現場技術研修 |
平成28年 | 北陸地方整備局神通川水系砂防事務所 | 安全大会「蒲原沢土石流災害とその教訓」 |
平成28年 | 新潟県津川地域振興事務所 | 林業関係者研修「津川地域管内の地質と防災上の留意点」 |
平成28年 | 北陸地方整備局湯沢砂防事務所安全協議会 | 防災講演「湯沢砂防事務所管内の地質と防災上の留意点」 |
平成28年 | 新潟県津川地域振興事務所 | 職員研修「新潟県津川地域の地質と防災上の留意点」 |
平成28年 | 新潟県農林水産部 | 林道技術専門研修「新潟県の地形と地質」 |
平成27年 | 北陸地方整備局飯豊山系工事事務所 | 安全施工研究会「飯豊山系砂防事務所管内の地質と防災上の留意点」 |
平成27年 | 下越地区環境保全協議会 | 環境月間記念講演会「越後平野のゼロメートル地帯」 |
平成26年 | 新潟県佐渡地域振興局 | 職場研修会「佐渡の自然災害」 |
平成26年 | 北陸地方整備局飯豊山系工事事務所 | 事務所内研修「砂防技術者のための地質調査」 |
平成26年 | 国土交通省北陸地方整備局 | 新規採用職員(後期・技術)研修「土質・地質」 |
平成26年 | 国土交通省北陸地方整備局 | 地質研修「土木技術者のための土質・地質講座」 |
平成25年 | 新潟県新津地域振興局 | 全建職員研修会「活断層について」 |
平成24年 | 新潟県長岡地域振興局 | 職員研修「山地防災セミナー」 |
平成22年 | 新潟県津川地域振興局 | 職員研修「管内の地質」 |
平成21年 | 新潟県農地部 | 農地部技術研修「丘陵部での地質調査の適用」 |
年度 | 主催 | 内容 |
---|---|---|
平成30年 | (公社)日本技術士会北陸本部 | 防災講演会「北陸地方の地震災害から学ぶ教訓」 |
平成30年 | (一社)建設コンサルタンツ協会 砂防・急傾斜専門委員会 | 砂防現地見学会「現地説明・座学講師」 |
平成28年~平成30年 | (一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会北陸支部 | 第2回「わかりやすいPC橋の施工技術研究会」 |
平成27年~平成30年 | インフラ再生技術者育成新潟地域協議会 | ME養成講座 「新潟県の地形・地質・気象」 |
平成27年~平成30年 | インフラ再生技術者育成新潟地域協議会 | ME養成講座「道路法面・盛土・擁壁の点検技術」 |
平成27年~平成30年 | インフラ再生技術者育成新潟地域協議会 | ME養成講座「河川構造物の防災・維持管理」 |
平成29年 | (一社)全国森林組合連合会 | 全国森林組合連合会森林施業プランナー育成研修会「地質」 |
平成29年 | (一社)北陸地域づくり協会 北陸建設振興会議 | 北陸地方整備局 中部Aブロック現場技術研修「砂防 座学」 |
平成29年 | (公社)日本技術士会北陸本部 | 防災講演会「北陸地方の大規模災害の記録と教訓 」 |
平成29年 | (一社)斜面防災対策技術協会 関東支部 | 斜面防災対策施設維持管理実施要領講習会 |
平成27年~平成29年 | (一社)建設コンサルタンツ協会、(一財)全国建設研修センター | 道路橋メンテナンス技術講習(新潟) |
平成27年~平成29年 | (一社)斜面防災対策技術協会 | 地すべり防止工事士登録更新講習 |
平成28年 | (一社)北陸地域づくり協会 | 第14回社会資本セミナー「北陸地域の地形地質と自然災害」 |
平成26年 | (公社)日本技術士会北陸本部 | 防災・減災のための危機管理フォーラム2014にいがた 防災講演会 |
平成22年~26年 | (一社)全国地質調査業協会連合会 | 地質調査技士登録更新講習「新しい技術の動向」 |
平成25年 | 石川県河北郡防火協会 | 石川県河北郡市防火協会講演会「石川県の地震災害」 |
平成25年 | (公社)日本技術士会北陸本部 | 防災セミナー「北陸地方の災害と防災」 |
平成25年 | (公社)日本技術士会北陸本部 | 白山市民 防災普及講習会「石川県の地震災害」 |
平成24年~25年 | (一社)建設コンサルタンツ協会北陸支部 | 小学生のための出前講演(新潟市立大形小学校) |
平成22年~25年 | 地すべり防止工事士会 | 「登録地すべり防止工事試験受験講習会」 |
平成24年 | (一社)日本地すべり学会新潟支部 | 現地検討会「国川地すべり」 |
平成22年 | (一社)日本応用地質学会北陸支部 | 特別講演 「四川大地震」 |
平成22年 | (一社)日本応用地質学会北陸支部 | 地質リスク産官学連携講習会「地質リスクの事例」 |
年度 | 主催 | 内容 |
---|---|---|
平成29年~令和元年 | 新潟大学工学部 | 講義「土木技術者倫理」 |
平成27年~令和元年 | 新潟大学理学部 | 講義「科学・技術と社会(建設コンサルタントの地質技術)」 |
平成27年~平成30年 | 北陸地方整備局企画部、新潟県土木部、 (一社)建設コンサルタンツ協会北陸支部、(一社)新潟県建設業協会青年部会 |
長岡技術科学大学における行政と企業のコラボ説明会 |
平成28年~平成29年 | 長岡工業高等専門学校 | 選択科目授業「地学」 |
平成28年 | 長岡工業高等専門学校 | 特別講演会「建設コンサルタントとは」 |
平成25年~平成26年 | 新潟大学理学部 | 地質科学科集中講義「土木地質学」 |
地域に向けての講演会主催
LECTURE FOR COMMUNITY
キタックは、地域の文化振興に向けて講演会を開催しています。
キタックは地域の文化振興のため、各分野で見識の高い方々をお招きし、さまざまな文化的テーマで講演会を主催しています。(一部抜粋)
実施年月 | 講座名 | 講師 |
---|---|---|
平成30年12月 | 文化講演会「テレビが伝えたドナルド・キーンさん 〜日本文学との出会い・そして、柏崎に記念館〜」 | 株式会社新潟放送 代表取締役会長 竹石松次 氏 |
平成30年11月 | 文化講演会「江戸時代に海を渡った日本文化 〜ドナルド・キーンさんが取り持つ縁〜」 | 株式会社新潟放送 代表取締役会長 竹石松次 氏 |
平成28年5月 | 知足美術館開館20周年記念鑑賞講座「BSN所蔵作品展 ふるさとの作家を中心に」 | 株式会社新潟放送 代表取締役社長 竹石松次 氏 |
平成27年4月 | 衛星データの多機能化 | 京都大学宇宙計画研究室(元JAXA) |
平成26年3月 | 美術を身近に | 永井画廊 代表取締役 永井龍之介 氏 |
平成26年2月 | トミオカホワイトの真髄 ー富岡惣一郎の素顔ー | 富岡惣一郎研究家 竹石松次 氏(BSN新潟放送社長) |
平成25年5月 | 40周年記念文化講演会 第3回 「地球深部探査船『ちきゅう』が切り拓く 日本近海の海底資源:開発の現状と最先端の研究」 |
独立行政法人海洋研究開発機構 海洋資源研究プロジェクトリーダー 木川 栄一 氏 |
平成25年4月 | 40周年記念文化講演会 第2回 「現代版北前船~縁えにしの船、日本海をつなぐ」 |
チェンバロ奏者 現代版北前船プロジェクト副代表 明楽 みゆき 氏 |
平成25年4月 | 40周年記念文化講演会 第1回 「公益の追求者 渋沢栄一」 | 渋沢栄一史料館 館長 井上 潤 氏 |
平成25年3月 | この土地の宝 ー越後瞽女唄に親しむ | 瞽女唄伝承者 萱森直子 氏 |
平成24年9月 | 世界に誇る佐渡金銀山の鉱山技術 | 新潟県立文書館 副館長 余湖明彦 氏 |
平成24年8月 | 描き継がれた佐渡金銀山絵巻 | 新潟県立歴史博物館 主任研究員 渡部浩二 氏 |
平成20年2月 | 文化講演会「明治のお雇い外国人を語る」 | オランダ王国勲爵士(ナイト)/デ・レイケ研究者 上林好之 氏 |
平成18年11月 | 文化講演会 「薬師寺 安田暎胤管主・大谷徹奘執事法話の会~心の絆を求めて」 |
薬師寺管主 安田 暎胤 師 薬師寺執事 大谷 徹奘 師 |
平成17年12月 | 文化講演会「 天空の寺院アンコールワット」 | 上智大学 学長 石澤 良昭 氏 |
平成17年4月 | 鑑賞講座 「新井満 絵本原画展」 | 作家 新井 満 氏 |
平成16年11月 | 文化講演会 「薬師寺 安田暎胤管主・大谷徹奘執事法話の会」 | 薬師寺管主 安田 暎胤 師 薬師寺執事 大谷 徹奘 師 |
平成15年10月 | 創立30周年 店頭上場5周年記念文化講演会「現代社会を考える」 | 産業技術総合研究所 つくばセンター所長 平石 次郎 氏 淑徳大学 教授 北野 大 氏 |
平成12年10月 | 特別講演会 「禅の山河」 | 臨済宗相国寺派管長 有馬 頼底 師 |
新井満氏「新井満 絵本原画展」 講演
薬師寺 安田暎胤管主・大谷徹奘執事 法話の会
40周年記念文化講演会 第3回 木川 栄一氏 講演
文化振興
CULTURE PROMOTION
地域に愛されるアットホームな美術館
1996年開館。施設名の「知足」は、「己の分をわきまえ、驕りの心を諌めること」を意味します。展示スペースはそれほど広くはないものの、地道な展示活動を継続していることは広く評価いただいています。
所蔵品は初代歌川広重の保永堂版「東海道五十三次」全55図をはじめ、横山操や土田麦僊、斎藤真一の作品を代表に、日本画、洋画、陶芸、北東アジアの絵画など、寄贈や寄託を合わせると1,000点を超えます。企画展に併せて、作家や学識者による記念講演会や鑑賞講座も開催。これからも地域の皆様に喜んでいただける展示を続けてまいります。
知足美術館福祉活動
WELFARE ACTIVITIES
地域住民の共助の場を
平成17年より福祉への関心を持ち、平成18年3月に社会福祉法人「知足常楽会」を設立、認可を受け、ケアハウス「知足荘」を設置しました。福祉事業としては最も簡易なものですが、将来、さらに発展の可能性を含め検討しております。なお、施設は地域住民との共助となることを趣旨としています。3階建て30室の街なかケアハウスとして好評を頂いておりますし、従業員は健康な高齢者の受け皿ともなっています。
社会福祉法人 知足常楽会国際交流
INTERNATIONAL EXCHANGE
モンゴル国と日本の架け橋
モンゴル国からの要請で、日本国外務省の承認を受け、中山輝也が名誉領事に任命されました。2007年にモンゴル国名誉領事館をキタック社内に開設。領事業務を行うほか、地域間の経済技術交流を率先して行い、2015年にモンゴル国では外国人に贈られる最高の栄誉とされる「北極星勲章」を授与されました。
在新潟モンゴル国名誉領事館社会貢献による受賞
AWARD FOR SOCIAL CONTRIBUTION
- 外務大臣表彰(2023年)中山輝也
- 総務大臣表彰(地方行政功労者)(2017年)中山輝也
- モンゴル国大統領北極星(アルタンガダス)勲章(最高勲章)(2015年)中山輝也
- モンゴル国大統領ナイラムダル勲章(友好章)(2012年)中山輝也
- 第9回 渋沢栄一賞(2011年)中山輝也
- 韓国政府副総理兼科学技術部長官賞(2008年)中山輝也
- 第14回 優秀経営者顕彰(日刊工業新聞社/1997年)中山輝也
- 第12回 新潟県経済振興賞(1995年)