株式会社キタックでは、西蒲区角田浜三叉路で新潟市「初」となる環状交差点(ラウンドアバウト)の設計に携わりました。
環状交差点(ラウンドアバウト)は、欧米ではポピュラーな交差点ですが、我が国では最近まで法規制により採用実績が少ない状況です。
しかし、重大事故発生を抑制できるほか、災害時にも円滑な交通を確保できるなどの導入メリットがあり、今後の普及が待たれる交差点です。
特に停電時にも機能不全に陥らないことは、大きな特長です。
角田浜三叉路は、海水浴場や角田山にほど近く、利用者の多い交差点ですが、自動車のスピードも高く、交通の優先順位が不明確で、たいへん危険な状況です。
そこで、環状交差点(ラウンドアバウト)に改良することにより、角田浜三叉路は、より安全な交差点へ生まれ変わります。
株式会社キタックでは、環状交差点(ラウンドアバウト)の導入のご提案から詳細設計のほか、地元説明、除雪対策検討、専用の標識設計、施工計画など、工事に向けた一連の作業を担当します。
円形平面交差点のうち、環道の交通が優先されるもの。
環道交通は時計回りの一方通行、信号や一時停止の規制を受けない。
環道に流入する車両は徐行し、環道に通行車両がなければ一時停止なしに流入可能。