防災

落石岩盤調査・解析

落石岩盤調査・解析

山道などを通行・運転していると、いかにも不安定な岩ばかりの斜面に出くわすことがあるのではないでしょうか。そのような道を通るのはたいへん不安なものです。

実際、大きな岩が斜面の高いところから落ちてくれば、そのエネルギーは極めて大きく、斜面の下に家屋や道路などがあれば破壊するだけでなく、最悪の場合 は人命を奪うことさえあります。このような落石や岩盤の崩落による被害の復旧には多大な費用と時間を要するなど、社会活動全般に大きなダメージを与えます。

ですから、災害の発生を未然に防ぐ、あるいは発生した災害の影響を最小限度に食い止める、といった対策を行うことは極めて重要であり、安全で安心できる社会の形成を実現する手段となります。

落石の前ぶれ

  • 大雨や地震の直後
  • 斜面から小石ほどの大きさのかけらが落ちてくる
  • 斜面に割れ目や裂け目ができた
  • 涌き水等に濁りがでてきた

落石危険箇所の一例

危険岩体遠景
危険岩体遠景
危険岩塊近景
危険岩塊近景
国道・JR側から岩体を望む
国道・JR側から岩体を望む
危険岩体を貫通する国道
危険岩体を貫通する国道
点検等作業用足場
点検等作業用足場
点検等作業用足場
洞門上の危険岩体遠景
小崩落防止と点検用途を兼ねたネット
小崩落防止と点検用途を兼ねたネット
落石対策工と岩肌近景
落石対策工と岩肌近景

落石・岩盤崩壊災害対策

岩体の日常点検

定期的な点検のほか、一定量以上の降雨時・一定震度以上の地震発生時などに。

  • 足場等を利用した目視、踏査
  • 伸縮計等の観測機器による監視
  • ミラーとレーザーポインタによる監視

崩落防止ネット

付近の道路・施設等に影響が出ないように、小規模の落石などを防止します。2m×5m(10m2)ごとに線が入っており、離れた場所からでも岩塊のおよその大きさを判断できます。→点検で活用。

落石対策工

岩体からの岩塊の崩落あるいは落石を想定したシミュレーションをも考慮して、施設の配置や必要高さを決定します。

応急対策工

全ての危険岩塊の除去に、コスト増大や高い危険性などの支障がある場合に行います。

  • 岩体接着工;グラウトやモルタルなどを亀裂に充填し、剥落を防ぎます。
  • 岩塊除去工;除去可能な岩塊の除去。(規模や場所、コストに応じて)
  • 緩衝工;落石のエネルギーを低減し、被害を最小限にする対策工のひとつ。